築25年の中古マンション リノベ開始!

昨年の12月より、当社プロデュースによるリノベーションマンションの工事がスタートしました。
物件はJR千代田・常磐緩行線「北小金」駅下車 徒歩5分の場所にある 築25年の中古マンションです。 
この中古マンションに新たな価値を与えるべく、3月末の完成を目指して、目下 鋭意工事中!
工事の進捗状況を このページで随時お伝えします。

この物件がリノベーションでどのように生まれ変わるのかを比較しやすくするため、工事前の間取り図と室内の状況を載せておきましょう。



3LDKの一般的なファミリータイプの間取りで 専有面積が72.00u(壁芯)です。
室内環境は 地上10階建て5階部分の角部屋で出窓が3ヶ所付いているので開放感があり,見晴らしの良い好立地と言えるでしょう。













室内は汚れや傷みが多い状況ですが、スケルトン解体するので全く問題はありません。

スケルトン解体

解体工事の画像です。
部屋が5階にあり、さらにエレベーターまでの距離が40m以上あったので、廃棄物の搬出に時間を要しました。







産廃の搬出量は2tダンプ5台分でした。



直張り工法のプラスターボードを剥がしたところ。
壁に残ったGLボンドの塊り(通称だんご)は全て取り除きます。



給排水管や電気配線以外、ほぼ解体が終わった時の画像です。
この後、設備配管の撤去を行い 間仕切壁等の墨出しをします。

設備配管の更新

既存の給水管は「硬質塩ビライニング鋼管」、給湯管には「被覆銅管」が使われていました。どちらも腐食や錆は見られませんでしたが、メーターから先の専有部分の配管は全て新しいものに取り換えます。






架橋ポリエチレン管を使った「さや管ヘッダー工法」を採用しました。
配管作業が容易であり、吐水性能のアップ(複数の水栓を同時使用しても流量変化が少ない)やメンテナンスがしやすい等のメリットがあります。



排水管については なるべく既存部分を生かすように配管しました。
トミジ管(耐火二層管)が割れていたり、本来埋まっているはずの目地が埋まってなかった部分があったので 同時に補修をしておきました。



床下の配管が終わり、この後は二重床の工程に入ります。